- 0040正社員が激減する理由 その40
- 0010偽装派遣・偽装請負とは その47
- 0050偽装請負・偽装派遣はどうなるのか その36
- 0010偽装派遣・偽装請負とは その46
- 0050偽装請負・偽装派遣はどうなるのか その35
- 0030コラボレート事件 その43
- 0030コラボレート事件 その42
- 0040正社員が激減する理由 その39
- 0010偽装派遣・偽装請負とは その45
- 0040正社員が激減する理由 その38
- 0020偽装請負大手・クリスタルグループ その42
- 0050偽装請負・偽装派遣はどうなるのか その34
- 0030コラボレート事件 その41
- 0040正社員が激減する理由 その37
- 0040正社員が激減する理由 その36
- 0010偽装派遣・偽装請負とは その44
- 0010偽装派遣・偽装請負とは その43
- 0040正社員が激減する理由 その35
- 0020偽装請負大手・クリスタルグループ その41
- 0040正社員が激減する理由 その34
- 0050偽装請負・偽装派遣はどうなるのか その33
- 0030コラボレート事件 その40
- 0040正社員が激減する理由 その33
- 0010偽装派遣・偽装請負とは その42
- 0050偽装請負・偽装派遣はどうなるのか その32
- 0030コラボレート事件 その39
- 0030コラボレート事件 その38
- 0020偽装請負大手・クリスタルグループ その40
- 0030コラボレート事件 その37
- 0050偽装請負・偽装派遣はどうなるのか その31
- 0020偽装請負大手・クリスタルグループ その39
- 0050偽装請負・偽装派遣はどうなるのか その30
- 0040正社員が激減する理由 その32
- 0050偽装請負・偽装派遣はどうなるのか その29
- 0050偽装請負・偽装派遣はどうなるのか その28
- 0010偽装派遣・偽装請負とは その41
- 0020偽装請負大手・クリスタルグループ その38
- 0010偽装派遣・偽装請負とは その40
- 0020偽装請負大手・クリスタルグループ その37
- 0010偽装派遣・偽装請負とは その39
0050偽装請負・偽装派遣はどうなるのか その6
まず、問題となってくるのは、
この「偽装請負・偽装派遣」という言葉の不認知度です。
テレビのニュースでもほとんど耳にすることはありません。
厚労省は重い腰をあげ、大手メーカーの国内工場で偽装請負が蔓延していることから、請負・派遣企業とメーカーへの指導を強めていた。
実態は労働者派遣なのに、請負契約を装う違法な「偽装請負」を繰り返していたなどとして、労働者派遣法に基づき、事業停止命令を出した。実に、偽装請負に絡んで事業停止命令が出されたのは初めてのこと。
歴史が動いた瞬間だった。
ニュースなどで「日雇い派遣」の問題が取り上げられることがあります。
ニュースの内容のほとんどは、「日雇い労働者派遣の現状」のような題名になっていますが、
彼らの履歴書に「コラボレート」の文字を見かけることは珍しくありません。
日雇いの現状が苦しいとか言う話に摩り替えられていますが、
単純に「違法操業の偽装請負会社と、受け入れ先の違法行為を見逃しています」、という話にみえた。
クリスタルグループは、
全体でなんと「300億」もの純利益を搾り出している。
しかし、大手銀行からの融資は断られている。
銀行はお金だけを見ていない、という良い例である。
正社員、というのは法律用語ではありません。
正確には「正規雇用」「非正規雇用」と言い分けています。
「非正規雇用」は、派遣や偽装派遣・偽装請負を指しています。
厚労省は重い腰をあげ、大手メーカーの国内工場で偽装請負が蔓延していることから、請負・派遣企業とメーカーへの指導を強めていた。
実態は労働者派遣なのに、請負契約を装う違法な「偽装請負」を繰り返していたなどとして、労働者派遣法に基づき、事業停止命令を出した。実に、偽装請負に絡んで事業停止命令が出されたのは初めてのこと。
歴史が動いた瞬間だった。
クリスタルグループは、
1.グループ全体にわたる偽装請負行為、
2.ワンマン体制
3.子会社の頻繁な社名変更や濫造解体
4.契約内容に反した違法・不法就労や不当労働行為
5.人員確保だけを目的とした虚偽の求人広告の乱発
6.企業情報の非公開性
7.申告漏れなどの会計手続きのずさんさ
と様々な問題を抱えています。
クリスタルグループは、
全体でなんと「300億」もの純利益を搾り出している。
しかし、大手銀行からの融資は断られている。
銀行はお金だけを見ていない、という良い例である。
偽装派請負・偽装派遣といえば、コラボレート、という名前があがるでしょう。
コラボレートは、国内最大級の偽装請負会社「クリスタル」(京都市下京区)グループの中核会社です。
クリスタルは株式会社綜合サービスとして全国展開を始めました。
しかし、京都で地元企業との競合に負ける状況が続いたため、
地元企業に勝つ策として、総合サービスの営業所を拠点ごとに会社(分社)しました。
このことにより、クリスタルは急速に巨大になっていったのです。
これまで、こういった偽装派遣・偽装請負は野放しにされてきました。
全国のハローワークでも偽装派遣と知っていながら紹介を続けています。
労働局に訴え出ても、裁判で勝てた前例が無いと言う理由から、受け付けられなかった
という報告もあります。
しかし、初の摘発が行われたコラボレートの件は私もちょっと驚きました。
今後も野放し状態が続くと思っていたからです。
でも、まだ不十分だと考えています。なぜなら、まだ、受け入れ先が罪を逃れている状態だからです。
法律を正確に運用してもらいたいと思います。