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デート商法でスーツを買わされないための『三億円事件』

三億円事件
一橋 文哉
おすすめ度 ★★★★☆


★★☆☆☆ 2006-05-25 幻滅
 三億円事件で多くの遺留品があったが、その中で、無くなったはずの500円札が「何者か」からもたらせる。こうした「物的証拠」と背後の人間関係から、何か新しい展開が出てくるのかと思ったら、結局は、福生市、米軍などの昔から言われていたシチュエーションの焼き直しであった。

 この作家の「グリコ森永事件」もそうであるが、一見新しい情報のようなものを並べるものの、結局のところは、「真相」には迫っていない。隔靴掻痒である。

 むしろこれを原作にしたとしてテレビ放映されたビートたけしの「3億円事件」の方が、よほど、本当らしく見える。



★★☆☆☆ 2006-02-26 小説ですよね。
30年も前の事件をよくもまぁ取材したもんだ。

特に警察の捜査資料を見られるところなんかスゴイねぇ。

色々登場人物がいますが、

彼らがつい昨日のように実際に会って話をする。

核心の人物にせまるが、でもやはり最後は曖昧なまま終わるのか…。

なんとなく消化不良になる物語かな。

★★☆☆☆ 2005-07-18 一橋氏の三億円事件物語
三億円事件の犯人は「ジョー」と「ロク」、「先生」こと松田誠一郎だという著者の犯人探し物語。

著者は犯人を取り逃したのは警察の見込み捜査が原因というが、都合のいい情報で構築されたこれこそ「見込み捜査」だろう。

まあ、こういう見方もあるというお話です。

★★★★☆ 2005-07-09 四万枚もの紙幣の中から偶然、この世に現れた一枚の旧五百円札。
1968年に起きた三億円事件。
30年後のビジネスホテルで、奪われた「500円札の写真」をもつ男と著者の接触から始まります。
三億円事件の詳しい説明や、当時の世相、そして捜査の行われ方など細かく説明されその部分だけでも面白く読みました。
当時の捜査員が「ホンボシ」と見た人物とその背景や、平塚八兵衛刑事の話などが織り込まれて興味深いです。
犯人と思われる人物とのやり取りにたどりつくまで、飽きずに楽しみました。

★★★★★ 2004-12-21 ノンフィクションの傑作版!
三億円事件は、今までドラマや検証番組で何度も報道されていて結局はどの番組も核心には至らず、このテーマには飽き飽きしていたが、本書は全く違っていた!膨大な資料から1つずつ真実を掘り起こして30年も過ぎた今でも証言者を探し、徹底的な証拠を2つも握っている。本書を読んでいると自分自身も30年前にタイムスリップした様な気にさえなった。当時の地図や犯行に使われた脅迫文等の資料も載っていて、とにかく綿密な取材には驚かされる。また犯人の3人のうち2人はアメリカで今も生きていると言う、犯人のその後に迫った後半ではスリリングな展開にノンフィクションでありながらも小説のような緊張感だった。ただ、今回ジョーには会えなかった事が残念だが、続編としてジョー探しや再び先生のその後を期待したいと思う。

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